近年は、車検をする場合でもガソリンスタンドでできるようになっています。
そのため、近くにガソリンスタンドがある場合にはそこのガソリンスタンドで車検をする方法もあります。
しかしながら、ガソリンスタンドの車検はお勧めできる部分とできない部分がありますのでその違いをよく理解した上で利用しましょう。
お勧めできる部分の1つは、価格が安いことでしょう。
もともと街の自動車整備工場やディーラー等の車検サービスよりもずっと後になってからガソリンスタンドで車検が流行り始めましましたので、価格を安く下げて勝負をするところがほとんどです。
そのため、格安で車検を受けることができるのは間違いありません。
場合によっては、10,000円から30,000円ぐらい安くできることがあるでしょう。
ですが、ガソリンスタンドの店員によっては十分な腕前を持っていない可能性があります。
車検の時に、素早く仕事をしてミスをしてしまうようなこともあるでしょう。
やはり、安さが売りになっている以上はたくさんの自動車を見なければ売り上げが伸びません。
そのため、ついいい加減になってしまうこともあるはずです。
もう一つは、ガソリンスタンドの従業員の何割かがアルバイトで構成されていることです。
場合によっては、オーナー以外は全員アルバイトの可能性もあるでしょう。
車検をするには資格を取得していることが必要になりますがアルバイトでもその資格を取得することが可能です。
アルバイトによっては腕前の良い人もいますが、ディーラー等の社員に比べると責任の面で不十分な可能性があります。
もしガソリンスタンドを利用する場合でも、完全に信用できる人かどうかを判断して頼むのが良いです。
それ以外にお勧めできない理由があるとすれば、代車がないところがあることです。
この点ディーラーなどにお願いすると、よほど直前に申し込んだ場合以外は代車を用意してくれます。
しかし格安と謳っているガソリンスタンドの中には、代車が一切用意されていない可能性もありますので、事前に確認をしておきたいところです。